″砂の器″ 2010-11-14

奥出雲

こんにちは。今日はお休みでゆっくりのんびり。部屋の片付けや洗濯をして夕方から頂き物のDVD観賞をしました!

先日北海道の友人議員さんご一行様が島根視察と言う事で来られ、ご案内の為2泊3日で島根に帰ってきました。
全日程はさすがに無理だったので1日半だけ安来→東出雲→奥出雲→大社をご案内しました。
御一行様のうちのお一人が大の『砂の器』ファンで、それならと'亀嵩駅'→'湯野神社'をご案内したところ、めちゃめちゃ感激。もう何回も見てセリフまで覚えてるという位のファンの方だったので、案内した私もとても嬉しくなりました。

そしたら、先日友人から御礼にと『砂の器』のDVDが送られてきました!最初の映画、野村芳太郎監督、丹波哲郎・森田健作・加藤剛主演のものです。
私は随分前に小説を読んだきり、最新版の中井君主演のドラマ?映画?!も見てなかったので、楽しみに今日見たのですが・・・・・いやぁ、良かった!!

東北弁のカメダが、実は奥出雲の亀嵩っていうことは覚えていたのですが、すっかりストーリーを忘れていたので、初めて見る映画の気分でとても楽しめました。(楽しめるというのはちょっと語弊がありますが。)

最近そんなに映画もDVDも見ていないですが、この映画は心に残る映画の一つとなりました。よくこんなストーリーが書けるなぁと松本清張さん凄い!と。
そして映画の作り方がまた、全部を言わず、見る者に考えさせる演出に非常に心打たれるものがありました。

出てきた奥出雲シーンを見ながら、『あっこれってあそこだ!』とか逆に『ここはどこだ?』とか楽しませてもらったし、一番印象的だったのが昔の"三成駅"が出てきて、『そうだー、三成駅昔こうだったなぁ。』と映像としてその姿が残っているのが嬉しかったです。今は近代的な建物になっていますからね...。

ストーリーと景色、二倍楽しませてもらい、そしてこれを見終わった後、何か嬉しい気持ちと私には絶対に理解できないなぁという何とも云われぬ気持ちになりました。

見ていない人にとってはストーリーをばらしてしまうので申し訳ないですが、嬉しい気持ちと言うのは、殺された三木さんの人柄が実在の人物ではないけれど、人柄のよいというか面倒見の良い優しい奥出雲人(実際は赴任してきているので奥出雲人ではありませんが)を表しているようで、松本清張氏がそういうことを知ってて亀嵩を舞台にしたとは思いませんが、奥出雲が、人をかばい優しくしてあげている場面に使われているのは凄く嬉しかったです。違う場所では放浪の旅を続けている父子をないがしろにする場面ばかりだったので。

反面、私には絶対理解できないなぁと思った部分と言うのが、父と子の愛、しかし引き裂かれた親子、その子供が父親に会いに行こうとしない理由。それを説得しに行き殺されてしまった三木巡査...。登場人物はほとんど男性で、父と子、父と三木巡査、犯人である子とこの犯人を追う刑事...それぞれ男同士の想い。

非常に考えさせられる映画でした。結局犯人である'子'が何故三木巡査を殺したかの犯行動機は犯人の口からはでていませんから。というかその場面はありません。刑事の推測による犯行動機のみ。この見るものに想像力を深めさせる映画の撮り方にも感動しました。

そしてこの父子の放浪している場面と犯人が観衆の前でピアノを弾く場面と刑事が犯人を暴く場面が交互に映し出され、それのバックの音楽が本当にマッチしていて、北海道の議員さんが砂の器の大ファンで何回も見ているという気持ちが良く分かりました。
ちっちゃなパソコン上で見たので、劇場で見てみたいですね!

奥出雲で上映会できないかしら?!とそんな事を思わされています。
映画を見終わった後、ロケ地ツアーも組んだりして...。

sunanoutsuwa.jpg

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