絲原記念館~洗心乃路~ 2013-07-02

奥出雲 『施設』

先日、とある取材で絲原記念館さんへお邪魔してきました。

まず知らない方の為に、ちょっと絲原家のご紹介をします。
絲原家は、江戸時代初期に備後国から奥出雲・大馬木に移住したたら製鉄を始め、江戸時代中期に現在地・雨川にたたらの主力工場である高殿と住居を移されました。藩政期には松江藩の5鉄師の一人に任ぜられ、鉄師頭取も務められ現在はたたら御三家の1家と呼ばれています。
大正時代後期に洋式製鉄の普及により約280年間燃やし続けてきたたたらの日を消し、家業を山林業に転換。その間12・13代武太郎氏は貴族院議員そして木次線の開通に尽力、14代義隆氏は地方自治に、現15代徳康氏は島根県議会議員として活躍されています。

絲原家住居は江戸時代後期に建築された‘客殿棟’と大正13年に建てられた‘母屋棟’、そして池泉回遊式の出雲流庭園があり、国登録の有形文化財です。そして鉄師の資料が展示されてある絲原記念館があります。

そんな歴史ある絲原家へ取材でお邪魔し常務さんにお話を伺ったところ、「咲ちゃん、洗心乃路は見た事あーかいね?」と聞かれたので、「すみません、まだです。」と答えると、案内して頂けたのです!!!

絲原記念館1 
御成門を通り越して、真っ直ぐ進むと入口がありました。

絲原記念館2
今までに何度か絲原記念館さんには見学に来ているのですが、実はここ平成21年秋(約4年前)から公開を開始されていたのだそうです。全く知りませんでした(汗)
「洗心乃路」という命名とこちらの書は、茶道裏千家16代坐忘斎千宗御家元様にして頂いたそうです。

絲原記念館3
くぐるとこんな感じです!!
総面積約6,800㎡(約2,060坪)の敷地の中に300mの遊歩道があり、奥出雲の山野草・茶花・樹木など約300種が植栽されています。
しかも!!15代当主徳康氏が趣味の一環として約20年の歳月をかけ手入れをされ、公開されたと聞き感激してしまいました☆

絲原記念館5
ここはたたら製鉄に必要な水力の為の堤と疎水の跡地を利用してできています。

絲原記念館4

絲原記念館6
このように、約300種類もある山野草に1つ1つ説明を自分達で調べ付けられています。
とにかく珍しい植物がたくさんあります。
山野草に興味がある方も無い方も、とっても癒されるところです!!


取材でお邪魔したにも関わらず案内いて頂き、このような素敵な場所が出来ている事に感激してしまいました。
しかもご自分達で20年の歳月をかけて整備されたとは、本当に素晴らしいです!!(もちろん地元の造園業の方に入ってもらってもおられますが…。)

奥出雲のたたら製鉄の事を知るには絲原記念館、そして素晴らしい住居やお庭を拝見するには邸宅、自然散策には洗心乃路、やっぱりここは本当に奥出雲の宝ですので、是非皆様一度訪れてみて下さい♪♪


財団法人 絲原記念館
 住所:奥出雲町大谷856
 電話:0854‐52‐0151
 入場時間:午前9時~午後5時(入場は午後4時まで)
 入場料:一般1,000円・大高校生700円・中小学生300円(団体割引有り)
 休館日:展示替日(3・6・9月下旬)と年末年始(12/3~1/3)
 URL:http://www.itoharas.com/



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