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『世界で唯一 ~たたら操業~』 2009-01-31

奥出雲 『文化・伝統行事』

1月も今日で最後、あっという間に1月が終わったと感じる今日この頃。
皆さんこんばんは、最近ちょっと奥出雲に引きこもり気味な内田咲子です!

今日は超!早起きをして、『たたら』を見に行ってきました。タイトルの通り、世界で唯一たたら操業をしている町、奥出雲ですが、そのたたら見学をさせてもらえるという機会に巡り合ったので、4時40分頃起きて、5時過ぎにたたら場へと向かいました。

一回の操業に3日3晩寝ずの過酷な作業ですが、本日はクライマックスの『ケラ出し』、日本刀の原料の玉鋼が含まれるケラが出来上がる工程を見せて頂きました。

たたら?ケラ??玉鋼???知らない人にとっては何の事だか分かりませんよね...。では、『たたら』とは何かというと、砂鉄から和鋼を作る製鋼法で、粘土製の炉の中に木炭を入れ、"ふいご"と呼ばれる送風装置で風を送りながら木炭と砂鉄を交互に入れ金属の『ケラ』を作る作業の事です。
その『ケラ』に少量含まれる"玉鋼"が日本刀の原材料となる為、現在日刀保から依頼を受けた「日立金属安来工場」が復元を行っています。そのたたら場が奥出雲町にあるという訳なのです!

日立金属HPより、たたら吹きの模様↓↓↓
http://www.film.hitachi.jp/movie/movie739.html

奥出雲のたたらの歴史は古く、古来よりあったとされていますが近世において"絲原家""櫻井家""ト蔵家"などが鉄師頭取をしたたらで栄えた町でした。しかし、西洋の洋鉄技術が入り、大正末期に廃業に追い込まれ、たたらの火はこの町から消えました。
しかし、昭和52年安部由蔵村下(村下<むらげ>とはたたら製鉄作業のリーダー)が復活させ、現在年2~3回の操業が、日本で唯一!いや、世界で唯一行われています。現在の村下さんは木原明さんと渡部さんの二人で、村下を目指す研修生が現在10名位おられるそうです。

奥出雲町民でありながら、たたらが何たるかを最近まで全く知りませんでしたが、奥出雲の歴史を知って行けば切っても切り離せないのがこのたたら。そしてこの製鋼技術が今かろうじて後世に伝えられている事は素晴らしい事だと、ようやく分かってきました。

そして今日見学させていただき、その原始的な作業でしか作れないという鋼、いくらハイテク技術を使っても真似できないこの純度が高く良質な鋼、村下さんの五感でその出来が決まるという、何とも神憑り的な作業を目の当たりにし、これが残っている奥出雲から『もの作りの原点』が見えるような気がしました。

今日ブログを書くに辺り、ちょっとネットや本で調べただけですから、説明不足・間違っている部分もあったりするかもしれません。その場合はどうぞお許し下さい。
もう少し詳しくなってから、また『たたら』についてはここでご紹介しますね!










コメント

今年も逃しちゃった・・・・悔しい、私の5年越しの奥出雲プロジェクト・・・

>おやじ様
やりたい奥出雲プロジェクト・・・いっぱいありますねぇ♪
全て実現するよう、是非是非奥出雲へお越し下さい☆
たたらは絶対見たほうがいいですよ!

携帯からメールします。ゆうすけですm(__)m 『奥出雲といえば…』やっぱり【たたら&雲州そろばん】ですよね!! 『一度見てみたいな』とは思いますがね… たたらの映像見ましたが、かなり迫力ありますね! 3日3晩、不眠不休で作業する姿を見て感動しました。ホントにカッコいい!!

>ゆうすけ様
レス遅くなってすみません。いつもコメントありがとうございます!!
『たたら』ホントかっこいいですよ☆できることならたくさんの人に見てもらいたいと思う今日この頃です。色んな都合上そうはいなかいですけどね…。
奥出雲と言えば、『たたら&雲州そろばん』と言っておられますがその街のイメージってありますよね!最近の奥出雲の印象と言ったら、『仁多米』『そば』等があげられると思うのですが、いかがでしょうか???
そろばんについてのブログも書いてますので、良かったら読んでみて下さいね♪

【仁多米】&【そば】。もちろんです! 特に、仁多米で作ったお餅は美味しいですよね!! 確か正月に食べた雑煮は、そうだったような… お蕎麦も、奥出雲のとあるそば屋さんからのを送ってもらいました。お店の名前はちょっと忘れちゃいましたが… だいぶ前になりますが、出雲坂根駅の『延命水』も汲みに行った事があります。他にも良いところがいっぱいありますが、奥出雲は【食】が良いですよね!

>ゆうすけ様
はい!奥出雲は『食』が良いですよ~♪ その理由、ちゃんとあるんです!!
またブログで紹介しますね☆

奥出雲のたたらの現代版である、海綿鉄を多量に量産したとてつもない技術に驚愕しています。今でもその精神を引き継いで、高級特殊鋼が進化していると聞く。

>桑田(尼崎)様
コメント頂きありがとうございます!
勉強不足ですみません、「海綿鉄」という言葉初めて聞きました。
現代の高級特殊鋼の進化がどのようになっているのか、技術的なことは全く分かりません。
そういった事にも関心を持って調べてみたいと思います。

海綿鉄からは、日本刀も出来たそうだ。アーク炉で溶解した鋼塊が白銑塊。極めて優秀な、インゴット。それをこなした、先人達の努力と精神を忘れてはならない。

安来エリアの偉大な先輩ファイター達に敬礼。あ.り.が.と.う.

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改めて知るMADE IN JAPANの凄さ。

やすぎ日立の足取りを読んで

 たたらだけでなく特殊鋼として近代に苦労した安来製鋼所(日立金属)や松江電灯(中国電力)の日本初の電気製鋼の実現の話も興味深いですよ。

コメントへの御礼

>大阪茨木様
>キミガタメ様
>李 登龍様
>名古屋マン様

皆様にまとめてお返事で申し訳ありません。
コメントを頂きありがとうございました。見落としておりました。
「たたら」からまだなかなか次の段階、「海面鉄」や「特殊鋼」の勉強に向かえずにおります。
こんなにも色々な方からその話題提供を頂いていおりますので、また調べてみたいと思います。
皆様、コメント頂き本当にありがとうございました!!

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あの、のどかな安来の街、安来港周辺が日本遺産に指定されたとか。行ってみたいです。十神山伝説もあり、奥が深いと思います。

電車の窓から見る日立金属安来工場さん。大きな工場の新営が進みつつありますね。

人から聞くと、10、000トンのプレス機がつくらしい。世界一か。

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