光を観せる 2016-06-06

つぶやき

東京でお世話になっている方(Sさん)から「友人を連れて2泊3日で出雲旅をしたい!」そうお声が掛ったのが4月の事でした。
お題は『出雲大社と足立美術館に行って、お蕎麦が食べたい!』
これだと、絶対奥出雲を入れなきゃいけないコースではなく、無難に出雲大社→近辺でお蕎麦→玉造温泉→足立美術館→鷺の湯温泉みたいなコースになるのですが、私にお声が掛っているのですから自分たちでは絶対行けないとか、ガイドブックに載っていない旅で、なおかつ私が伝えたいコトを盛り込んだコースにしないと・・・と思い、Sさんとプラン作りを始めました。

今回の必須は「出雲大社・姫のそばゆかり庵・足立美術館」。
打ち合わせを重なる際、宿の候補で上がってきたのが「オーベルジュ雲南」。
いわゆる出雲に来たい理由に「縁結び」「スピリチュアル」「神社」「たたら」「伝統工芸」「オーガニック」などよくお会いする出雲ファンの方々の興味ではなく、
大企業にお勤めのアラフォー女子、仕事も頑張ってきてお金も時間もあり、美味しいものを食べ歩き、京都や鎌倉はもちろん、軽井沢や素敵な温泉宿に泊まり日本の素敵なところ、美味しいものをよく知っている厳しい目を持つ方々・・・
さて、どういうプランなら満足していただけるのか・・・考えました。
宿の提案は5つ、オーベルジュ雲南・民宿たなべ・鷺の湯荘・竹葉・草庵・界出雲。

そして出来上がったのがこちらのプランです!
1日目:出雲空港→出雲大社→姫のそばゆかり庵(蕎麦ランチ)→鬼の舌震→松葉屋→酒屋→民宿たなべ
2日目:民宿たなべ→足立美術館→カフェロッソ(軽いランチ)→オーベルジュ雲南
3日目:オーベルジュ雲南→松江駅→境港散策→米子空港

宿を予約する際、オーベルジュ雲南が1日目は満室で予約が出来ず2日目にしかできなかったこと、私が2日目の16時に仕事の打ち合わせがある為、15時までにオーベルジュ雲南へ送り届けないといけない制約、また3日目に仕事がありご案内できないので、公共交通機関で移動ができる場所ということで、こんなプランになりました。
4つのプランを提出し決定後、2日目の足立美術館をゆっくり見たいということでカフェロッソは無しに。美術館の中か近場でランチという事になりました。そして私の打ち合わせも17時に変更ができたので、少し余裕があるということで会ってから決まったのが、
1日目:出雲空港→出雲大社→大社の美味しいパン屋さん→姫のそばゆかり庵(蕎麦ランチ)→鬼の舌震→松葉屋→みんなの場所「まつ」→民宿たなべ
2日目:民宿たなべ→足立美術館→竹葉(マクロビランチ)→鍛冶工房弘光→オーベルジュ雲南
3日目:オーベルジュ雲南に私の両親が迎えに行き→松江城→(ここから公共交通機関で)→松江駅→(ベタ踏み坂経由)→境港駅→境港散策→バス→米子空港
とこんなコースになりました。

お天気に恵まれた1日目、出雲大社の参道を歩いたとたん「空気感が全然違う!」と大興奮。
神門通り→参道→手水舎→拝殿→本殿→本殿の裏1周→神楽殿→参道→えすこさん→パン屋さん→お隣のお店に知人がいて挨拶をして出雲大社は9:20~11:30で終了。
1時間半かけて奥出雲へ。稲田神社お参り→姫のそばゆかり庵で蕎麦御膳・縁側でくつろぎ→鬼の舌震散策・舌震亭でお嫁さんとおばあちゃんがお茶をだしてくれ→松葉屋でオーディションの生どら試食・母妹スタッフと会話→みんなの場所「まつ」見学・絵の展示をしていた千絵ちゃんとお話→民宿たなべで温泉・一緒に食事→星空を堪能
行くところ行くところで色んな人と話をしてもらいました!

2日目の朝お迎えに行き、奥さんと色々お話。1時間かけて足立美術館へ。すぐ茶室が現れたので「2ヶ所でお抹茶いただけますがどちらにしますか?」と尋ねると「決めれないから両方!」という答えが・・・。
ご存じない方へ書きますが、足立美術館の入館料2,300円、1つ目の茶室「寿立庵」お抹茶と部屋見学料込みで1,500円、2つ目の茶室「寿楽庵」同じくで1,000円・・・そうですここだけで合計4,800円の出費!!!けっこうな値段ですよね。

そして3時間半足立美術館を堪能し、お隣にある旅館「竹葉」さんへ。13時半過ぎにお邪魔したときには既にマクロビランチは完売。でも予約していたのでいただくことができました!女将とご主人が出てきてくださり、ここでも楽しくお話♪
次に、来た道を引き返し鍛冶工房・弘光さんへお邪魔しました。
宿からの道中、足立美術館からの道中、たたらの話や燭台の話をしていたのですが、私のボキャブラリーのなさからなかなか言いたいことが伝わらなかったのですが、鍛冶工房・弘光の小藤さんに出てきていただきお話をしてもらいました。そして制作現場も見せてもらいすっかり魅了されてしまったお三方、燭台やら風鈴やらお買い上げ下さいました!

ここからオーベルジュ雲南まで約40分。「2日間通してさっちゃんが言いたいことがやっと分かったわ!」と。
出雲大社から奥出雲、奥出雲内、奥出雲から足立美術館、また引き返して奥出雲を通過しオーベルジュ雲南へ・・・そうです、山の中を長時間走りました。その走っている道中「同じ景色だね。すごい所に住んでるね。ここに住んでいる人たちはどんな生活をしているの。お勤めするところあるんだ。」決して馬鹿にしている訳ではないことも分かります、これが普通の感想だろうなぁと。
でも、皆さん共通して仰ったのが「空気感が全然違う、日本の原風景、田舎のおばあちゃんちに帰ってきたみたい、野菜の味が濃い、洗練ではないけど本物、浄化される場所、身体が喜んでいる、丁寧な暮らしをしようと思わされる」こんな感想を残して下さいました。

そしてこんなことも。「送ってもらった旅館やお店のHPでは、今回のこの良さは伝わってこなかった。さっちゃんにアレンジしてもらわないと絶対選ばなかった。目の前を通っても絶対に入らなかった。」と。
皆さんの趣味趣向と、私が伝えたい想いがどうなるのか、実はちょっと不安もありました。
でも今回2日間ご一緒して、何に関心も持たれるのか、どう伝えると伝わるのか、私も勉強させてもらいました!!

先ほど、羽田空港に無事に着いたとメールをもらいました。
「むっちゃ楽しく充実し浄化された2泊3日でした。本当にありがとうございます!3人とも奥出雲と内田家の魅力にどーもとりつかれた模様です。またたたらの時期に来れたらと思います。」と。
残念ながらたたらそのものは見ることは出来ませんが、冬の雪の季節の良さも伝えたのと、たたらに関心をもってもらえたこの感想、とても嬉しかったです♪

伝えたいこと
繋ぎたいこと

ここでの暮らしから見える残さなければいけないもの
日本人が大切にしてきた文化・精神

まだまだいっぱいご案内したいところ、会ってもらいたい人たちがいるんです!
お米を作っている人、野菜を作っている人、お醤油を作っている人、お酒を作っている人、牛乳を作っている人、桜のジャムや塩漬けを作っている人、そろばんを作っている人、○○な仕事をしている人、田部家・絲原家・櫻井家・ト蔵家・・・・
色んな人の顔が思い浮かび、会わせたい人がたくさんいるんです。

先日の講演会で「観光とは光を観ると書きます。光とはそこの暮らしです、そう暮らしをみせるのが観光なのです。」
この言葉の意味が分かりました。

私はやっぱり「観光」を仕事にしたいと改めて思いました。
私を陰ながら応援してくださっているSさん、今回の裏テーマは自分たちが奥出雲を体験してどんなアドバイスができるかと思ってくださっていたことを知りました。有難いことです!



出雲大社
出雲大社

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民宿たなべさんのお食事

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足立美術館お茶室「寿立庵」

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「竹葉」さんのマクロビランチ

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鍛冶工房・弘光 小藤さん作業風景

色んなことに気づかせてもらえた2日間でした。
ご案内した先々で、素晴らしいおもてなしをしていただきました皆様、本当にありがとうございました☆
Sさん、皆さんお越しいただきありがとうございました、またご案内できる日を楽しみにしています♪♪


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