咲子の奥出雲山里だより - 奥出雲讃菓 松葉屋

生まれ育った田舎町をこよなく愛し、一人でも多くの人にここを知ってもらい訪れて欲しいと願いながら和菓子屋の専務として日々奮闘中!家業と地域の発展にどう貢献できるか…ここでどう心豊かに暮らしていくか、そんなこと考えながら日々の暮らしを綴っていきます。

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'先祖が喜んでるよ♪'

『咲子さん、お客様来られてます!』

お昼の休憩で食事をしていたら、そんな内線電話がかかってきた。降りてみると、知り合いの悦義おじさん♪ 何年ぶりかしら?!という位ご無沙汰のおじ様のご来店。奥出雲町上阿井というところで美味し~いお米を作っておられる方である。

『今日は雨が降って農作業ができんでなぁ、この間TV見ちょったら山内先生が良い話されちょって思い出して、久しぶりにと思って寄ってみたわ!』との事...、嬉しいじゃないですか♪
またまた農業の事など聞いていたら、とある元教師のM先生の話が出てきて、『M先生とこ一緒に行ってみようや!』という話になった。
準備に上がり、母に『悦義さんが来られちょって、今からM先生の所にお茶飲みに行くけどお母さんも行く?!』と誘ったら行くとの返事、急遽3人で突然押し掛けてみた。

M先生、御歳82歳!!ご主人も亡くなられ、子供さん達も都会に出られ一人で暮らしておられる方だが、M先生こそ何年ぶりだろうか?!同じ町内に暮らしていながら、ここ最近はご無沙汰してお会いしていなかった。車で5分もかからないご近所さんなのに...。

今から10数年前、『貴女みたいな人は旅館の女将さんが似合うから、旅館にお嫁に行かない?!』とお見合い話を持ってきてもらったのが私がM先生と仲良くなったきっかけである。亡くなった祖母とM先生が昔から親しくしておられたようで、そんな事で私にお見合い話を持ってきて下さったと思うのだが、最近はホントすっかり御無沙汰をしていた。

『まぁ、よう来てごしなさった。』

と、悦義さんとも私とも母とも久しぶりのM先生は、それはそれは喜んで下さった!!

話の途中、『松葉屋さんはホンによう頑張っちょらいて私も嬉しくてねぇ。ほら、そこ見て!誰かがお茶飲みに来なさったら、この新聞広げて自慢しちょうところだわね☆』

松葉屋新聞.jpg

見れば、去年横田本店の10周年記念創業祭をやった際の一面新聞広告が置いてあるではないですか!!なんと嬉しい事☆

とにかく話は盛り上がり、昔話をしたりしていると実は遠い親戚だって分かったり...、悦義さんが、『先祖が喜んじょーわね、こうやって今みんなで集まってる事を!』と。『これを機会にまた集まりましょうや!』と、嬉しい事を言って下さった。

昔はよく、両親や祖母の友人知人が集まって私も混ぜてもらって一緒にお茶のみをしていたのに、今は何だか余裕がなくなって。でもこうやって気に留めてもらっていると感じた今日、何とも嬉しい気持ちになった。
田舎って人間関係や近所付き合いが煩わしいとよく言われるが、反面こういった嬉しいお付き合いもある。こうやって、みんなが支えあったり応援しあったり...。

M先生一人で淋しいかと思ったら、いえいえ、大きなお家の広いお庭の手入れや趣味の習字や何やら...忙しいとの事、「自由で楽しいわよ!」
とにかくお元気な姿から、それは容易に想像できた。

お庭から.jpg

お土産.jpg

帰り際、眺めの良い広いお庭からお花を切って下さり、そしてたくさんお土産を頂いた。最近こんな風に心暖まる時間を過ごさせてもらえるのは何でだろう?先祖が、亡くなった祖母が応援してくれているからなのかなと、ふと思ったりした。


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Author : 内田咲子

奥出雲をこよなく愛し、町内外のひとたちにこの地方の良さを伝えていきたいと思っています。

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