咲子の奥出雲山里だより - 奥出雲讃菓 松葉屋

生まれ育った田舎町をこよなく愛し、一人でも多くの人にここを知ってもらい訪れて欲しいと願いながら和菓子屋の専務として日々奮闘中!家業と地域の発展にどう貢献できるか…ここでどう心豊かに暮らしていくか、そんなこと考えながら日々の暮らしを綴っていきます。

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2018謹賀新年

新年明けましておめでとうございます!

ブログを読みに来てくださる皆さま、いつもありがとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

2018年がスタートしました。

12月に10年住んだ三成のアパートから、生家の近く横田のアパートに引っ越しました。そして2006年東京に立ち上げた咲楽を2013年奥出雲に移転。4年お世話になった奥出雲の事務所をこの度生家に移しました。1か月の間に自宅と事務所の引っ越しでしたので、ちょっと大変でしたが、これから始まる2018年がどんな1年になるのか、ワクワクする気持ちでおります。まだ事務所リフォーム中ですが、綺麗になりましたらまたご案内しますので、是非遊びにお越しください!

 

 

さて、ここ数年導かれるように、奈良・三重・宮崎など神話にまつわる土地に行くことが増えました。最初はご案内いただいた方々に、訳も分からずついて行っているだけでしたが、昨年の3月とある講演会がきっかけで、日本神話から古代史にハマって行きました。その講演会とは、奥出雲町教育委員会主催の『神話とたたらを考えるシンポジウム』で漫画家の里中満智子さんが来町され神話の世界を分かりやすくお話して下さったものです。ただ、あまり神話の国出雲に住んでいても、ヤマタノオロチ伝説くらいしか知らず、神様の名前が難しすぎて、沢山出てき過ぎて物覚えの悪い私は、毎回挫折・・・。でもどうにか私にでも分かる神話の勉強がしたくて、「みんなの場所まつ」へ行ったら、ありましたありました、沢山「記紀」や「神話」にまつわる本が!! そこで手にした本&漫画が、
 *「古代出雲」 水木しげる著

 *「葬られた王朝~古代出雲の謎を解く~」 梅原猛著

2冊でした。先ずは水木しげるさんの漫画から読んでみると、とっても面白いではないですか!!一気に読み、次梅原猛さんの本を読み進めました。これまた衝撃でした!!!
何に驚いたかというと、京都大学を卒業され、大学の教授や学長まで勤められた賢いお方が上記著書を発行する40年前に「出雲神話なるものは、大和に伝わった神話を出雲に仮託したものである」と本を書かれ、歴史家は出雲神話を全くのフィクションと考えておられたとの事。何故なら考古学的に何も遺跡がないとされていたからでした。しかし、昭和59(1984)に荒神谷遺跡の発見(銅剣358本・銅鐸6個・銅矛16本の出土)。平成8(1996)加茂岩倉遺跡の発見(銅鐸39個出土)。出雲を中心に富山県まで「四隅突出型墳丘墓」の発見があり、3世紀に出現したと思われている前方後円墳からさかのぼること約200年に造られたものというのが分かり、「これらのことを考慮すれば、出雲には壮大な神話にふさわしい考古学的遺跡はないという通説は木っ端微塵に粉砕される。」と梅原さんは書いておられたのです。

そして著書の最後に「約40年前、『神々の流竄』を書いたとき、私は何度も『古事記』『日本書紀』を読んだはずなのに、オオクニヌシという存在が十分に理解できなかった。そして、出雲神話はヤマトで起こった物語を出雲に仮託したものであるという説を出した。しかし、これは全く誤った説であり、このような誤った説の書かれた書物を書いたことを大変恥ずかしく思うとともに、オオクニヌシノミコトにまったく申し訳ないことをしたと思っている。今回改めて出雲大社に参拝し、神前で拝礼してオオクニヌシノミコトに心からお詫びした。そして「私は間違っていました。改めてミコトの人生を正しく顕彰する書物を書きます」と固く誓って、出雲を後にしたのである。」

こんなお偉い方が、「ごめんなさい、私間違っていました」と謝り、調べ直しまた本を書かれた事。正しいと信じていても、世の中にはまだ解明されていないことが沢山あり、真実は分からないことがあるという事。なんかまだよくわからないけど、私の住んでる出雲地方には凄い歴史があるという事。こんなことに衝撃を受けたのでした!!

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こんな話を友人にすると「おススメの漫画がありますよ。里中満智子の『天上の虹』、これめっちゃ面白いですよ!」と言われ、早速全巻22冊購入、飛鳥時代の話、何となく学校の授業で学んだ歴史上の人物が、なるほど、こういう時代でこんなことが起きていたのだと、この漫画で初めて歴史が身近なもと感じるようになりました。

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ちょうどそんな事が起こる数か月前、昨年1月から急に三重県との繋がりができ、鳥羽市に松葉屋のお菓子を出店することになりました。それで毎月三重に行く機会ができ、5月のGWにはなんと、天上の虹で知った『斎宮』、その斎宮跡が三重県明和町にあるということで斎宮跡へ足を運んだり、奈良県明日香村にある天武天皇・持統天皇陵や橿原市にある藤原宮を訪ねました。

 斎宮・・・http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/saiku/50284036117.htm 

 持統天皇関連・・・http://asuka-japan-heritage.jp/

 

しかし、この時はとりあえず漫画で得た知識のみ。とにかく漫画に出てきた人物たちは今から約1,300年も前にここに住み、様々なドラマを歴史を生み出したというのを実感したくて、その場に降り立ってみたくなったのでした。


それからというものこの時代の事、記紀などに興味があると知り合った人々に話をすると、結構古代史好きの人に出逢うんです!そういう方々はとっても知識が豊富なので、とりあえずどんな本を読んだらいいかなど聞いていました。とはいえ、なかなか読書をする時間が取れなかった昨年。再度11月に奈良を訪れる機会があり、その帰り道に寄った本屋で、下記の3冊に出会いました。

 

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まず、『日本の歴史~本当は何がすごいのか~』田中英道著から読み、あぁやっぱり日本って素敵と思わされたり、『眠らないほどおもしろい「古代史」の謎』並木伸一郎著で神話と歴史がリンクしてきたところに、(まだ『日本史は逆から学べ』河合敦著は未読)関裕二氏の三部作『古代史謎解き紀行 ➀封印されたヤマト編 ②神々の故郷出雲編 ③九州邪馬台国編』と出会い、①②を完読。そして、事務所の片づけをしていた時に出てきた、『美鋼変幻~たたら製鉄と日本人~』黒滝哲也著を本日読み終わりました。

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ここで「たたら関連本」は何で?!となると思いますが、古代史には「鉄の歴史」が出てくるんですよね! 黒滝さんの本を読むまでは、きっとこの本には日本刀作りとたたら製鉄の事が書いてあるくらいに思っていたら、日本の歴史が書いてあり、これまた衝撃を受けました!!!
「たたら製鉄」の事をもっと多くの人に知ってもらいたいと思っている私は、たたらの勉強と並行して歴史を学ぶ必要性を痛感させられたのです…。


実は12月上旬にアパートを引っ越してからTVの契約を辞め自宅では見ない生活を送っているのですが、お陰様で読書する時間が増え、引っ越しして今日でちょうど1か月、5冊の本を読み終えることができたのです!
しかし、読み進めて行くと自分の知識の無さに愕然・・・。ちょっとだけ読んで分かったつもりでいても、次から次へと出てくる人物や神様の名前、神社やお寺・・・時代背景が分からな過ぎて、覚えきれなくて現在大パニック中です()

最近はググると直ぐに出てくるので、それで外の時は分かったつもりになっていますが、少し時間が空くと直ぐに忘れてしまい、どうやったら?!いつになったら私は覚えるのだろうかと、若い時に勉強しなかったことを今更ながらに悔いています(。-_-。)

 

珍しく長いブログになりました。
今回この事を書いた理由は、私のブログ読者の方は結構歴史好きな方が多いなぁと思っていまして、是非おすすめ本とか、皆さまの持論をお聞かせ願いたいとの思いからです。

私が奥出雲のことを調べて載せたのがご縁で、全国各地の様々な方々から、お電話やメール、お手紙、資料を過去に送って頂きました。

今改めて、日本の歴史を学び直したい、2018年は学びの年にしたいと思っていまして、是非知識豊富な皆さまからお助け願えないかと思った次第です。

 

まずは古代史からと思っていまして、今日新たに旧まつ(1月より咲楽事務所)にある本棚から2冊持って帰りました。

 *『出雲と大和~古代国家の原像をたずねて~』村井康彦著

 *『謎の豪族 蘇我氏』水谷千秋著

 

勉強の仕方が分からないので、何となく直感で選んだ本を読み進めております。

是非、こういう勉強の仕方があるよ、とか、この本から読んだら分かりやすいよ、とかアドバイスがありましたら是非教えて頂ければ幸いです。

 

そんなこんなで、今年もまた導かれるままに色々な所に行き見聞を広めたいと思っていますし、自分の勉強の成果として、このブログに綴って行ければと思っていますので、今までのブログ内容とは少し異なるものになると思いますが、引き続きこのブログに足を運んでいただけましたら嬉しいです♡

 

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奥出雲をこよなく愛し、町内外のひとたちにこの地方の良さを伝えていきたいと思っています。

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